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第5回プラズマ装置学ユニットセミナー(2月24日)
第5回プラズマ装置学ユニットセミナーを開催します。
【日時】2026年2月24日(火) 14:30-15:30
【場所】核融合科学研究所 研究Ⅰ期棟5階501号室 + オンライン ※URLは後日掲載
【講師】 山下 裕介(JAXA宇宙科学研究所、助教)
【講演題目】 電気推進を中心とする磁化低温プラズマの物理と数値モデリング
【講演概要】
電気推進は、電気エネルギーを用いてプラズマを生成・加速する宇宙機推進技術であり、宇宙機に課される厳しい重量・電力制限のもとで、高い燃費性能およびエネルギー変換効率、ならびに一万時間級の長寿命作動が要求される。こうした高性能化により、小惑星探査機「はやぶさ2」に代表されるように、従来の化学推進では実現が困難であった長期間にわたる深宇宙探査ミッションが可能となってきた。これらの要求を満たすため、電気推進ではイオンエンジンやホールスラスタに代表されるように、強磁場を積極的に印加し、電子輸送を制御することでプラズマの生成・加速・輸送を行っている。一方で、強磁場下の希薄・低温プラズマでは、プラズマ不安定性などに起因する異常輸送や異常加熱が顕在化し、推進性能や寿命を制約する要因となる。このため、高性能な電気推進の開発においては、強磁場下における非平衡・異方性プラズマ物理の理解が鍵となる。本講演では、電気推進で見られる磁化された非平衡プラズマ関してのプラズマ物理について概説する。さらに、これらの物理過程が低温プラズマ分野においてどのようにモデル化・再現されているかについて、PIC法や流体モデルなどの例を交えて紹介する。
【問い合わせ先】
プラズマ装置学ユニット 江本一磨 emoto.kazuma(at)nifs.ac.jp
※(at)を@に直してください。
