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安原亮教授がレーザー学会 業績賞(進歩賞)を受賞!

 このたび、可知化センシングユニットの安原亮教授が、レーザー学会 業績賞(進歩賞)を受賞しました。この賞は、レーザーに関する研究発表の中で、レーザー工学の進歩に顕著な効果を示したものに贈られるもので、5月31日に大阪で開催されたレーザー学会定時総会にて授賞式が行われました。

 安原教授は、ジュール級パルスを20kHzの高繰り返しでバースト出力するNd:YAGレーザーを新たに開発し、トムソン散乱によるプラズマ電子温度・密度計測に成功しました。従来の600倍以上の時間分解能向上が実現し、核融合プラズマ研究に革新をもたらしたものであり、レーザーの研究にも大いに貢献したことが評価されました。

 今後も可知化センシングユニットでは、革新的なプラズマ計測法の研究を推進し、核融合科学の発展に貢献するとともに、開発したレーザー光源の他分野応用などの学際化を展開してまいります。

授賞式の様子
受賞した安原亮教授(右から二人め)。久間和生・レーザー学会会長(左)、兒玉了祐・阪大レーザー研所長(右)と記念撮影

本成果に関連したプレスリリース記事(本研究所)

https://www.nifs.ac.jp/news/researches/221003.html

受賞に関する詳細ページ(一般社団法人レーザー学会)

https://www.lsj.or.jp/award/

お問い合わせ: 可知化センシングユニット長 uehara.hiyori@nifs.ac.jp