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講演会「加速器質量分析の高度化を目指した研究開発」(7月16日・ハイブリッド開催)

令和8年度 第1回・可知化センシングユニットセミナー開催のお知らせです。

今年度よりクロスアポイントメント准教授として当ユニットに着任された藤田奈津子先生(日本原子力研究開発機構/核融合研)を講師に迎え、加速器質量分析装置(AMS)の開発やそれを用いた年代測定研究について、ご講演いただきます。

藤田先生は、日本原子力研究開発機構・東濃地科学センター・土岐地球年代学研究所にて、先進的な加速器質量分析技術の開発に日々取り組まれています。この高精度な同位体分析技術は、年代測定用途のほか、核融合分野における燃料サイクルの管理や、その地球環境への影響の調査に応用可能です。また、核融合研では新たに、大型加速器を用いたイオンビーム照射環境(先進炉材料研究開発設備)の整備が進められており、それにも共通した話題を提供していただく予定です。

日時:   令和8年 7月16日(木) 15:00~16:30

場所:   核融合科学研究所 シミュレーション科学研究棟1階会議室、および zoom(ハイブリッド開催)

こちらから事前登録をお願いいたします。登録していただきますと、zoomアドレスが送付されます。

https://us06web.zoom.us/meeting/register/1Lhlfr0fTOaaca1EM3ZN3A

講演者:  藤田 奈津子(本研究所・クロスアポイントメント准教授 / 日本原子力研究開発機構・東濃地科学センター)

講演題目: 加速器質量分析の高度化を目指した研究開発

概要:   日本原子力研究開発機構東濃地科学センター土岐地球年代学研究所では,地質環境の長期安定性に関する研究において,加速器質量分析装置(Accelerator Mass Spectrometer:AMS)を用いた年代測定および技術開発を行っている。 AMSは希少放射性核種を対象とした超微量同位体比測定が可能な装置である。 現在当センターではAMSを3台所有し,うち2台は年代測定の実試料測定用であり,もう1台が超小型AMSの開発に向けた試験装置である。
 実試料測定用の2台のAMSはJAEA-AMS-TONO-5MV(NEC製15SDH-2,最大加速電圧 5.0 MV)とJAEA-AMS-TONO-300kV(HVE製4103Bo-AMS,最大加速電圧300 kV)であり,2台とも,炭素-14(14C),ベリリウム-10,アルミニウム-26,ヨウ素-129の4核種を測定している。また5MVのAMSではこれら4核種のルーチン測定に加えて,地 下水の年代測定に有用な塩素-36の測定に向けた技術開発も実施している。JAEA-AMS-TONO-300kVでは4核種のルーチン測定に加えて,炭素試料のガスイオン源化の検討も開始した。これに関連して,白金を利用して炭素測定の妨害分子となる 炭化水素除去技術の開発や,レーザーを利用した前処理技術の開発に着手した。 発表では,それぞれの研究開発状況を報告する。

※ご興味をお持ちの方は、どなたでもご自由にご聴講いただけます。

 研究所内・所外からの大勢のご参加をお待ちしております。

 こちらからご登録ください。

https://us06web.zoom.us/meeting/register/1Lhlfr0fTOaaca1EM3ZN3A

お問い合わせ: 可知化センシングユニット 上原日和 uehara.hiyori@nifs.ac.jp