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【研究会】高密度プラズマ物理の学際展開(8月18日)

近年、Warm Dense Matterなど、量子力学を基盤とした高密度プラズマ物理研究の学際展開が、注目されている。時代背景としては次の2つが顕著である。(1) 計算機性能向上と第一原理計算などの理論発展により、量子多体系の集団現象解明が可能となった。また、機械学習・AI・データ駆動科学が新たな展開をもたらしている;(2) X線自由電子レーザー(XFEL)による高密度量子プラズマの詳細な物理実験が可能となってきた。欧(Euro-XFEL)、米(SLAC-XFEL)、日(SACLA)とXFEL共同利用拠点が拡大した。計算科学との詳細比較が可能になってきた。牽引する新しい研究分野は、多数観測されだした系外惑星(2019年ノーベル物理学賞)内部などの自然科学分野、固体から高密度プラズマへの相転移など物性の実験科学分野、高速シミュレーション・実験解析・実験設計の新手法による計算科学分野(高速計算物理・機械学習・データ駆動科学など)であり、ボーダーレスな議論が可能になってきた;本研究会では、学際研究の基盤となるトピックを俯瞰し、展望を討論する。

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【日時】 2023年8月18日(金)13:00-


【ハイブリッド開催】 Zoom / 核融合科学研究所(シミュレーション棟1階会議室)